歯のブリッジとはどのような治療?メリットや費用も
こんにちは。京都市上京区大北小路東町(大宮通寺之内半丁下る)にある歯医者「堀川歯科クリニック」です。

失った歯を補うための治療法としてブリッジ治療があります。見た目の自然さや噛む力を回復できることから、選ばれやすい治療法です。
ブリッジという治療法を知り、どのような治療なのか詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。
今回は、歯のブリッジとはどのような治療法なのか、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて解説します。費用もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
歯のブリッジとは

歯のブリッジとは、何らかの理由で歯を失った際に、その部分を補うための治療法のひとつです。欠損した部分の左右にある歯を土台として、橋をかけるように人工歯を固定します。
使用される素材は、保険適用の銀歯や、自然な見た目に仕上げやすいセラミックなどがあります。装着する歯の部位や希望する見た目などによって、使用する材料を選びます。
治療期間は歯の状態や使用する素材によって変わりますが、一般的に2〜4回程度の通院で完了します。土台となる歯を削って整え、型取りや仮歯の装着を経て、最終的な人工歯を作成・装着します。
歯のブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療には治療期間や使用感などの面でメリットがあります。ここでは、主なメリットを紹介します。
自然な見た目を再現できる
ブリッジの大きな魅力のひとつは、治療後の自然な見た目です。
特に前歯など、人から見える部分の歯を失った場合は、見た目に配慮した素材を選ぶことができます。素材によっては天然歯に近い色合いや透明感に仕上げることもできるでしょう。
自費診療であれば、ジルコニアやセラミックなどの素材で人工歯を作成し、周囲の歯になじむように調整もできます。形や大きさも患者さまひとり一人の口元に合わせて細かく整えられます。
治療後の口元を自然な見た目に整えやすいことは、見た目が気になる方にとって安心感につながるでしょう。
短期間で噛む機能を回復できる
治療期間が短いこともブリッジの特長です。
一般的には型取りから装着まで1ヶ月〜2ヶ月程度で完了します。インプラント治療のように外科手術を伴わないため、短期間で噛む機能を補える可能性があります。
治療に長い期間をかけることが難しい場合でも、選択しやすい治療法といえるかもしれません。
違和感が少ない
ブリッジは土台になる歯に専用の接着剤で固定されるため、会話や食事の際に外れる可能性が低く、安定しやすい特徴があります。装着後の使用感には個人差がありますが、違和感を抑えやすい治療法といえるでしょう。
入れ歯のように取り外しをすることが基本的にないため、自分の歯のようになじみやすいことも特徴のひとつです。
保険が適用される場合がある
ブリッジ治療は、使用する素材や治療する部位など、一定の条件を満たせば、健康保険が適用されます。費用を抑えて治療ができることは、ブリッジ治療のメリットのひとつです。
ただし、保険適用の範囲には細かな条件があり、使用できる素材にも制限があります。治療を受ける前に、希望する治療内容とあわせて歯科医師に確認しておくことが大切です。
歯のブリッジ治療のデメリット

ブリッジにはメリットだけでなく、いくつか気をつけておきたい点もあります。治療を検討するときは、メリットだけでなく、こうした注意点も理解しておくことが大切です。
健康な歯を削る必要がある
ブリッジを固定するには、失った歯の両隣にある歯を削り、土台として使用する必要があります。支えとなる歯が健康でも、治療のために歯の一部を削る必要があるのです。
一度削った歯は元には戻らず、将来的に虫歯や歯の破折などのトラブルが起こる可能性もあります。失った歯の分まで噛む力を負担することになるため、長期的には土台の歯のトラブルを引き起こす可能性もあります。
治療を検討するときは、支えとなる歯への将来的な影響についても確認しておきましょう。
適応できない症例がある
ブリッジ治療はどのような症例にも適応できるわけではありません。
たとえば、失った歯の本数が多かったり、離れた位置に複数の欠損があったりする場合には、適応できないと判断される可能性があります。支えとなる歯への負担が大きすぎて、長期的に安定させられないことがあるためです。
また、土台となる歯の状態が元々よくない場合も、ブリッジは選択できないかもしれません。欠損した歯の両隣の歯の強度が十分にないと、ブリッジを安定させられない可能性があります。
ブリッジ治療が可能かどうかは、治療前に診察や検査を受けて判断する必要があります。
虫歯や歯周病のリスクがある
ブリッジは基本的に取り外しができないため、通常の歯磨きでは清掃しにくい部分があります。特に、ブリッジの下や支える歯の周囲は汚れがたまりやすくなります。
汚れが残った状態が続けば、土台となる歯が虫歯や歯周病になることもあります。土台の歯の状態が悪くなると、ブリッジ全体を作り直す必要が出てくる場合もあるでしょう。
ブリッジの下やその周りを清潔に保つためには、通常の歯磨きに加えて、専用のフロスや歯間ブラシなどを使用する必要があります。歯科医師の指導に従い、自分の口の状態に合った方法でしっかりとケアすることが大切です。
歯のブリッジ治療の費用

歯のブリッジ治療にかかる費用は、使用する素材や治療内容、保険の適用範囲によって大きく変わります。治療前に費用の目安を確認しておきましょう。
保険診療の費用相場
保険診療では、噛む機能の回復を目的とした基本的な治療が提供されます。保険診療の自己負担は1〜3割となるため、自費診療と比べて安価に治療を受けることができます。
たとえば、欠損歯1本のブリッジの場合、自己負担額は1万〜2万円程度が相場です。被せ物の素材には、奥歯では主に銀歯、前歯では金属の表面に白い樹脂を貼り付けた硬質レジン前装冠が使用されます。
使用できる素材などには制限があるため、特に金属アレルギーがある方は事前に歯科医師に相談しておきましょう。
また、保険が適用されるかどうかは、失った歯の数や位置、土台となる歯の状態、使用する素材などによって変わります。ご自身の治療に保険が適用されるかどうか不安な方は、事前に確認してみてください。
自費診療の費用相場
噛む機能の回復に加えて、見た目も重視する場合には、ジルコニアなどのセラミック素材が選ばれることがあります。これらの素材を使用する場合は自費診療となり、治療にかかる費用を全額自己負担しなければなりません。
費用の目安は、人工歯1本あたり10万円〜20万円が目安です。たとえば、欠損歯1本を補うために3本連結のブリッジを作る場合、合計で30万円〜60万円程度かかる可能性があります。
自費診療では、天然歯に近い色合いに仕上げやすいものや、耐久性が高いものなどを選択できますが、治療費用が高くなりやすいです。同じ素材でも歯科医院によって料金が大きく異なることもあるため、事前にしっかりと説明を受けておくようにしましょう。
また、初回のカウンセリングや診断料、定期的なメンテナンス費用が別で必要になることもあります。
まとめ

歯のブリッジ治療は、短期間で見た目と噛む機能を補える治療方法ですが、費用や将来のリスクも考慮する必要があります。保険診療であれば費用を抑えながら治療ができる一方で、見た目や使用する素材を重視する場合は自費診療も選択のひとつとなります。
ただし、治療にはメリット・デメリットがあるため、自分の口の中の状態やライフスタイル、将来のことをしっかり踏まえて判断しましょう。
歯のブリッジ治療を検討されている方は、京都市上京区大北小路東町(大宮通寺之内半丁下る)にある歯医者「堀川歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「健康な歯を守りながら、美しさを引き出すこと」「その方らしい笑顔が自然に輝くようサポートすること」を目指し、歯科医療を提供しています。 皆さまの人生をより豊かに彩る“口元の美しさ”を追求するため、さまざまな診療にあたっています。

■この記事の監修者
粂井 佳子
経歴
- 2014年 堀川歯科クリニック 開業
- 2016年 医療法人社団佳永会 設立
資格・所属学会
- 有床義歯学会
- 5-D Japan
- デンチャーコースサポーター
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