マイオブレースとは?メリットやデメリット、費用も

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マイオブレースとは?メリットやデメリット、費用も

こんにちは。京都市上京区大北小路東町(大宮通寺之内半丁下る)にある歯医者「堀川歯科クリニック」です。

歯の模型とマイオブレース

お子さんの歯並びが気になり、矯正治療を検討している保護者の方も多いのではないでしょうか。

子どもの歯並びには、歯の大きさや顎の成長だけでなく、舌の位置や口呼吸、飲み込み方など、日常的な口の使い方が関係する場合があります。こうした口周りの筋肉の使い方に着目した装置の一つがマイオブレースです。

この記事では、マイオブレースとはどのようなものなのか解説します。対象年齢やメリット・デメリット、費用についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

マイオブレースとは

マイオブレースを装着している子どもの口元

マイオブレースとは、主に成長期の子どもを対象とした、マウスピース型の矯正装置の装着と口周りの筋肉を正しく使うためのトレーニングを組み合わせた矯正治療です。取り外し可能な装置を使用しながら、舌の位置や鼻呼吸、飲み込み方などを見直し、歯並びや噛み合わせの改善を目指します。

歯並びには、顎の大きさや歯の生え方だけでなく、普段の舌の位置や唇の動きも関係しています。例えば、舌で前歯を押す癖が続くと、前歯の位置や噛み合わせに影響することがあります。

マイオブレース治療では、こうした歯並びに影響する口の癖を見直し、舌や唇を正しく使う習慣を身につけることを目指します。

ただし、マイオブレースはすべての歯並びに対応できるわけではありません。歯並びや顎の状態によっては、ほかの矯正装置を使った治療が必要です。

マイオブレースの対象年齢

元気に飛び跳ねている幼稚園から中学の子ども達

マイオブレースは、主に5〜15歳頃の成長期の子どもが対象です。装置にはいくつかの種類があり、年齢や歯の生えかわりの状態に合わせて選びます。

特に、乳歯から永久歯へ生えかわる時期は、顎も成長しているため、歯並びや噛み合わせを確認する大切な時期です。この時期に歯が並ぶスペースや顎の成長、舌の使い方などを確認し、マイオブレースが適応となるか判断します。

ただし、対象年齢であっても、すべてのお子さんに使用できるわけではありません。上下の顎の位置が大きくずれている場合や、歯を細かく動かす必要がある場合には、ほかの矯正装置を使うこともあります。

そのため、マイオブレースを検討する際は、年齢だけで判断せず、歯科医院でお子さんの歯並びや顎の状態を確認してもらうことが大切です。

マイオブレースのメリット

メリットと書かれた手帳を指さす手

マイオブレースには、口呼吸や舌の使い方を見直すきっかけになるほか、取り外せるなどのメリットがあります。ここでは、主なメリットについて詳しく解説します。

口呼吸の改善を目指せる

口呼吸が続くと、口の中が乾燥しやすくなり、虫歯や歯ぐきの炎症、口臭などにつながることがあります。また、普段から口が開いている状態は、舌の位置や口周りの筋肉の働きにも関係し、歯並びに影響する場合があります。

マイオブレース治療では、口を閉じて鼻で呼吸するためのトレーニングも行います。普段から口がぽかんと開いているお子さんや、口で呼吸する癖があるお子さんは、唇を閉じる練習などを通して、鼻呼吸を身につけることを目指します。

舌の正しい位置や使い方を身につけられる

舌は、何もしていないときには先端が上の前歯の少しうしろにあり、舌全体が上顎に軽く触れている状態が基本です。

しかし、舌が下がっていたり、食べ物を飲み込むときに舌で前歯を押したりする癖が続くと、歯並びや噛み合わせに影響することがあります。

マイオブレースには、舌を置く位置の目印となる部分があり、装着することで舌の正しい位置を意識しやすくなります。また、装置の使用とあわせて、舌を上顎につける練習や、正しい飲み込み方を身につけるためのトレーニングも行います。

装置を使いながら練習を続けることで、普段から舌を正しい位置に置くことや、前歯を押さずに飲み込むことを身につけやすくなります。

取り外しができる

マイオブレースは、自分で取り外しができるマウスピース型の矯正装置です。食事や歯磨きのときには装置を外せるため、普段どおりに食事をしたり、歯を磨いたりできます。

装置自体も取り外して洗えるので、汚れを落としやすく、清潔に保てます。食事や歯磨きの際に装置を気にせず過ごせることは、マイオブレースのメリットの一つです。

見た目を気にしなくていい

マイオブレース治療では、装置を日中の1〜2時間と寝ている間に装着します。そのため、学校に行っている間は装置を外して過ごすことができます。

歯に装置を固定する必要がないので、友達と話したり、笑ったりするときも、装置が見えることを気にせず過ごせます。また、学校行事や写真撮影の際も、普段どおりの見た目で参加できます。

装置をつけた姿を友達に見られるのが恥ずかしいと感じるお子さんにとっても、学校では装置を外して過ごせることはメリットです。

マイオブレースのデメリット

デメリットと書かれた手帳を指さす手

マイオブレースにはさまざまなメリットがありますが、使用するうえで気をつけたい点もあります。ここでは、治療を始める前に知っておきたいデメリットについて解説します。

装着時間を守る必要がある

マイオブレース治療では、装置を日中の1〜2時間と寝ている間に装着します。装着する時間が短いと、十分な効果が得られないことがあるため、装着時間を守ることが大切です。

ただし、使い始めは装置に慣れていないため、口の中に違和感を覚えたり、寝ている間に外れたりすることもあります。また、小さなお子さんの場合は、自分で装着時間を管理するのが難しいこともあるでしょう。

そのため、保護者の方が声をかけたり、装着できているか確認したりすることも大切です。学校から帰ったあとや食事のあとなど、毎日の生活の中で装着する時間を決めておくと、忘れずに続けやすくなります。

トレーニングを継続する必要がある

マイオブレース治療では、装置をつけるだけでなく、口周りの筋肉を正しく使うためのトレーニングも行います。

具体的には、鼻で呼吸する練習や、舌を正しい位置に置く練習、飲み込む練習などです。こうしたトレーニングは、歯科医院で教わるだけでなく、自宅でも毎日続ける必要があります。

しかし、小さなお子さんの場合は、一人で練習を続けるのが難しく、途中で飽きてしまったり、忘れたりすることもあるでしょう。そのため、保護者の方が一緒に取り組んだり、声をかけたりすることも大切です。

毎日決まった時間に練習するなど、無理なく続けられるように工夫しましょう。

効果が出るまで時間がかかることがある

マイオブレース治療は、装置の使用とトレーニングを続けながら、舌や口周りの筋肉の使い方を少しずつ身につけていくものです。こうした口の使い方は短期間で身につくものではなく、歯並びや噛み合わせの変化にも時間がかかることがあります。

使用する期間には個人差があり、1〜2年以上かかることもあります。また、歯の生えかわりや顎の成長に合わせて進めるため、お子さんによってはさらに時間がかかる場合もあるでしょう。

症例によっては適応とならない場合がある

マイオブレースは、歯並びや噛み合わせの状態によっては適応とならない場合があります。

例えば、上下の顎の位置が大きくずれていたり、歯が大きく重なって生えていたりする場合は、マイオブレースだけでは十分な改善が難しいことがあります。その場合は、ほかの矯正装置を使った治療を検討します。

適応となるかどうかは、お子さんの歯並びや顎の状態、口の中の様子などを詳しく調べたうえで、歯科医師が判断します。

マイオブレースの費用

青色の計算機

マイオブレース治療は、基本的に自由診療となり、歯科医院ごとに料金が設定されています。お子さんの歯並びや治療内容によっても費用は異なりますが、30万〜60万円程度が一つの目安です。

治療費には、装置代やトレーニングの指導料、定期的な診察料などがあります。歯科医院によって料金の仕組みが異なるため、治療を始める前に費用の内訳を確認しておきましょう。

まとめ

シャボン玉で遊ぶ子ども

マイオブレースとは、主に成長期の子どもを対象とした、マウスピース型の矯正装置の装着と口周りの筋肉を正しく使うためのトレーニングを組み合わせた矯正治療です。取り外し可能な装置を使用しながら、舌の位置や鼻呼吸、飲み込み方などを見直し、歯並びや噛み合わせの改善を目指します。

食事や歯磨きのときに取り外せるほか、学校では装置をつけずに過ごせることがメリットです。

一方で、毎日の装着時間を守り、自宅でのトレーニングを続ける必要があります。また、歯並びや顎の状態によっては使用できない場合もあります。

マイオブレースを検討する際は、メリットだけでなく、デメリットや費用についても知っておくことが大切です。お子さんの歯並びや口呼吸が気になる場合は、まず歯科医院で相談しましょう。

マイオブレース治療を検討されている方は、京都市上京区大北小路東町(大宮通寺之内半丁下る)にある歯医者「堀川歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「健康な歯を守りながら、美しさを引き出すこと」「その方らしい笑顔が自然に輝くようサポートすること」を目指し、歯科医療を提供しています。 皆さまの人生をより豊かに彩る“口元の美しさ”を追求するため、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、ご予約・ご相談もお受けしております。

■この記事の監修者

籾井 佳子

経歴
  • 2014年 堀川歯科クリニック 開業
  • 2016年 医療法人社団佳永会 設立
資格・所属学会
  • 有床義歯学会

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